杏樹　夢鳥伝説

荒野さすらう　迷い鳥
花も咲かない　地の果てへ
ゆるゆる　ゆらゆら　舞い降りた
誰も知らない　眠りの国よ

夢にあなたを　誘なうの（いざなうの）
ここにいますと　告げて鳴く
かりそめでもいい　逢いたくて　
声を嗄らせて　羽ばたいてゆく

あぁ～　呼んでください　その胸に
あぁ～　心をぎゅっと　抱きしめて
抱きしめて

二人旅した　想い出を
探し求めて　闇に舞う
ゆるゆる　ゆらゆら　おちてゆく
誰も見えない　眠りの国よ

せめてこの瞬間（とき）感じたい
ここにおいでと　ささやいて
昨日も明日も　まぼろしね
夢が覚めれば　わたしはいない

あぁ～　傍にいたいの　夜明けまで
あぁ～　温もりもっと　欲しいのよ
欲しいのよ

あぁ～　呼んでください　その胸に
あぁ～　心をぎゅっと　抱きしめて
抱きしめて